リバーズ動物病院 一般診療/各種予防接種 〒241-0821 横浜市旭区二俣川1-46-15

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予防歯科

歯周病を予防するデンタルケア

近年、食生活の変化などによってペットの歯周病が増え、いろいろな症例が報告されています。
歯周病は、口臭がひどくなるだけでなく、細菌や毒素が血流に乗ることで全身にまわり、 関節や内臓などにも影響を及ぼすことがありますので、健康な歯を保つことは重要といえます。
予防の観点から一番大切なのは、各家庭で行う普段からの歯磨きです。
現実には大人しく歯を磨かせてくれない、お時間に余裕がないなどの理由で、 なかなか実行しにくいのが実情でしょう。
当院では歯周病の予防に重点をおいた診療や、しつけ・歯磨き教室などを行いながら、 日常的に口腔内衛生を良い状態にキープできるようフォローしています。

デンタルケア

デンタルケア

現在3歳以上のワンちゃんの80%が歯周病といわれています。
歯周病は口臭がひどくなったり、うまくご飯が食べられなくなるだけではありません。口腔内の細菌が、血液をつたって全身にまわり、心臓、腎臓、肝臓など様々な部分に病変を引き起こします。特に小型犬のワンちゃんは歯垢(口腔内の食べ残しなどに細菌が繁殖して歯の表面に付着したもの)がたまりやすく、歯周病にもなりやすいので注意が必要です。
ワンちゃんは人の5倍歯石(歯垢が唾液と反応して石灰化したもの)が付きやすいといわれており、健康な歯を維持するためにも毎日のデンタルケアは必要不可欠なものと言えます。
予防の観点から一番大切なのはやはり、デンタルケアです。歯磨き嫌いのワンちゃん、ネコちゃんは多く、自宅ではなかなか難しい、飼い主様にもお時間に余裕がないなどの理由でなかなか毎日のケアは難しいのが現実だと思います。
当院ではその子にあったデンタルケアを飼い主様と一緒に考え、提案していけたらと思っております。お気軽にご相談下さい。

歯石除去について

歯石除去について

既に歯についてしまった歯石は歯磨きで取り除くことはできません。
当院では、毎日のデンタルケアでの歯周病予防を推奨していますが、歯石が重度に沈着している場合、歯周病が重度の場合は歯石除去を提案しています。
歯石除去においては、全身麻酔が必要となります。全身麻酔による歯石除去では、普段はケアが困難な歯の裏の処理や、歯周病により、グラグラになってしまった歯の抜歯処置などが行えます。